セット本せどりで失敗しないためにカカリ巻を意識しよう!

どうも、こんにちは!

4月になりました。少しずつ暖かくなってきて仕入れに行きやすい時期になってきましたね。

新シーズンに向けての動きなのか私の近所の古本屋さんでは買取も増えてきて仕入れがしやすくなっています。

ぜひ、店舗にも足を向けて仕入れを楽しみましょう。

さて、仕入れを楽しむと言いましてもセット本せどりはセットであるがゆえに注意ポイントがあります。

ここを気を付けないとセット本せどりは急に面白くないものになりますので、今回はこの記事でその注意ポイントについて書いていこうと思います。

先に言ってしまうと、その注意ポイントはいわゆる「カカリ巻」です。

目次

カカリ巻とは?

カカリ巻というのは、セット本を組む時に集めにくい巻のことを言います。

例えば、からくりサーカスが1巻から35巻くらいまで110円で並んでいたとしましょう。

現場でいくらか確認しますね。

良い値段をしています。

43巻セットであることを確認します。

全部で43巻ありますので後ろの方の巻を見つけないといけません。

しかし、経験上からくりサーカスの後ろの方の巻は見つけにくいです。

特に39,40,41,42,43巻は本当にすぐには見つかりません。

それを知らずに買ってしまうと、なかなかコンプリートできなくて、ずっと家にからくりサーカスの30冊が鎮座するということになりかねません。

私も何度もこれをやってしまって家の中が揃わない漫画だらけになっていました(今でもたまにやります笑)。

このようにコンプリートしようとする時になかなかなくて引っかかる巻をカカリ巻と呼んでいます。

バラで集める時にはこのカカリ巻を意識して仕入れをする必要があるのです。

なので、初心者のうちは初めから全て揃っているセット物を買う方が安全です。

しかし、セット物は少し割高で利益がでないことが多いです。

なので慣れてきたらバラで集めるのも取り組んでほしいのですが、今回のお話のカカリ巻だけは気を付けて欲しいなと思います。

初心者の方は下記の記事も是非読んでみてください。

カカリ巻かどうかはどうやって判断するの?

では、このカカリかどうかはどうやって判断したら良いでしょうか?

初めのうちは何がカカリ巻か分からないと思います。

ざっくりと言えば最後の方の巻なんですけど、一つ分かりやすい方法があります。

それはAmazonで値段を調べてプレ値だったらカカリ巻と判断するという方法です。

例えば、からくりサーカスの後ろがないので買うかどうか迷ったとします。

その場合は、まずはその場にない40,41,42,43巻あたりの値段をAmazonで調べてみてください。

調べてみると、

43巻643円

42巻970円

41巻1280円

40巻1950円

39巻813円

38巻507円

になっています。

なので、40,41,42巻あたりは結構値段が付いているので無さそうだなと判断します。

これだけで6163円になります。前半を110円で買うとトータルで1万円くらいになります。

仮に最安値で売ったとして利益1800円、利益率13%になります。(状態売りでもっと高く売れるかもしれませんが。)

結論として、今回は後ろが集まりにくそうだから仕入れは辞めておこうと判断する可能性が高くなります。

というか初心者はこの場合は辞めておいた方が良いです。

このカカリ巻の値段を調べる方法をやるだけで集まりにくいセット本を仕入れることがなくなり在庫を大量に抱えるという無駄がなくなります。

現場で無い巻をAmazonで調べる癖を是非付けてみてくださいね。

たまに途中の巻が高いセットもありますので知らない場合は面倒くさがらずに調べてみることをおすすめします。

また、今回のからくりサーカスのケースはブックオフ仕入れを想定していますが、買取などで1冊10円と安く仕入れをしている場合は話は別です。

カカリ巻をAmazonなどのネットで仕入れて利益が出るならそのまま買ってコンプリートしてしまえばいいので何がカカリ巻かどうはケースバイケースなのですが、一応この記事ではブックオフ仕入れを念頭に置いています。

カカリ巻から集めるようにしよう!

今回目の前にずら~っと並ぶからくりサーカスの仕入れをあきらめたことで残念に思うかもしれません。

しかし、これでからくりサーカスの40巻前後は高いということが分かりました。

大量の漫画で部屋が埋め尽くされることも防止できましたし、次からは40巻あたりがあれば仕入れをスタートしたらいいなという知識が付きます。

この40巻あたりをストックしておけばそのうち前半の方の巻には出会いますし、そのお店に後ろが無くても家にストックがあれば安心して仕入れができます。

また、仮に前半の方の巻がなくても、この辺りの巻はブックオフではプロパーでも330円とか385円の値段で売られていますので、このカカリだけを単品で出品しておけば言い訳です。

そうすれば上記の値段で単品販売することができます。

このようにカカリ巻から集めるようにすると、

①セット化が簡単になる、

②部屋のスペースの有効活用、

③カカリ巻の単品販売ができる

というメリットが生まれます。

なので、カカリ巻から集めることを徹底するようにしてみてくださいね。

というか、セット本せどらーはこのカカリ巻の重要性をものすごく意識しているので、カカリから集めていく結果お店にはカカリだけがないという状況になる訳です。

なので、お店で抜けがあった場合はせどらーが先に利益が出る巻だけ抜いた後なんじゃないかな?と思うことも大事です。

その場合は大抵ネットではプレ値になっていて、お店にはかなり無いという場合が多いです。

なかなかコンプリートすることができず泣く泣くそのせどらーから買って無理やり揃えるという悲劇を避けるためにも抜けの巻のAmazonでの値段を調べるようにしましょう。

カカリ巻って売れるの?

カカリ巻って最後の方の巻だし高い値段で本当に売れるのかな?

と思うかもしれません。

これが意外と売れてくれます。

まずはせどらーや業者の人はよく買ってくれます。もちろん私もよく買います。

利益が出る範囲なら迷わずAmazonで買います。

どこかで見つかるかもしれませんが、いつ見つかるのか分かりませんし、早く揃えて販売状態に持っていきたいからです。

Amazonで買ってから見つかる場合ももちろんあります。

しかし、それは次のストックしても良いし、カカリ巻売りをすれば良いだけです。

また、カカリ巻はこうした業者だけでなく、一般の人もかなり買ってくれます。

一般の人かどうか確認できる訳ではないので本当のところは分かりませんが、普通に買われます。

一般の人もブックオフで後ろだけなくてAmazonで買うのかもしれませんし、後ろの方を読み返したくなったのかもしれません。

なので、カカリ巻は思ったよりも売れるのでセット化できるまではすぐに単品販売に出しておくのは良いと思います。

カカリ巻販売のコツ

カカリ巻はセット本せどらーが買う時をイメージすると販売のコツが掴めます。

①状態をきちんと書く

②画像を載せる

③迅速に発送する

この3点が大事です。

というのも、セット本せどらーが買う場合手持ちのベース巻の状態が焼けの少ない良い物だったらカカリも良い物で揃えたくなります。そうすると状態売りで高く売れるからです。

なので、単に「焼けがあります」だけではどれくらいの焼けなのか分からないので、画像を載せてあげると買われる率が上がります。

私も何度もカカリ巻を買っていますが、画像を載せてくれていると判断しやすいので大変助かります。

そういう場合は多少高くてもはっきりと状態の分かる物を買います。

なので商品説明をはっきり書くのと画像を載せるのはやったほうがいいでしょう。

後は迅速に出荷するのも大事です。

ずっと部屋にある大量の漫画を処理したいというのもありますし、早く売りたいというのもあって、カカリ巻も早く届けてくれるのはありがたいです。

またFBA出品があれば少々高くても買います。

FBAに出してしまうと倉庫に行ってしまうのでセット化できなくなりますが何冊も持っている場合は一部FBAに出しても良いと思います。FBAは売れるスピードが段違いですし、少々高くても購入されますからね。

同行君にカカリ巻リストを掲載します

さて、カカリ巻がとても大事だという話をして参りました。

このカカリ巻はセット本せどりをする中で少しずつ知識を付けていけばいいと思います。

しかし、定番のカカリ巻についてはリストを見て予め頭に入れておいて時短につなげるのも良いと思います。

そこで、この度同行君というセット本のツールにカカリ巻リストを掲載することにしました。

カカリ巻は順次アップされていきます。

この同行君はメルマガプチコンサルというサービスも付いていますのでセット本の是非お役立ていただけたらと思います。

詳しくはこちらをご覧ください。

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