セット本の売り方を工夫して、ワンピースのセットを他より1万5000円高く売った方法

どうもこんにちは!

いとらーです。いやぁ暑い日が続きますね。もうお盆休みにしようかなと思っていたのですが思いのほかワンピースの全巻セットの値段が高値を維持しているので老体に鞭を打ってかき集めてます。どうやら休みはないようです笑

 さて、前回の記事ではワンピースのトレンドについて細かく書きました。

まだの方は合わせてお読みいただければと思います。

今回はせっかく良いトレンドが発生しているので、この大型のセット本を工夫して他よりも高く売る方法について解説したいと思います。

ワンピースだけでなく他のセット本でも使えますのでぜひ実践してみてください。

目次

ワンピースを他よりも高く売った事例

まずは、実際に私がワンピースを高く販売した証拠をご覧ください。

これは中古の「コレクター良い」での出品です。

この時の中古の最安値は35000円前後でした。

この最安値から1万5000円ほど高く販売することができました。

また、少し値段は下がるのですが、

こちらは少し前に42000円で販売しました。これは普通に中古の「良い」です。最安値より7000円ほど高いです。

では、なぜ同じ中古なのに高く販売することができたのでしょうか?

それを今回解説したいと思います。

セット本を工夫して販売する

セット本はその性質上工夫して販売することができます。もちろん他の単品の本でもできると思いますが特にセット本はやりやすいです。

その工夫の仕方をご紹介していきます。

画像を載せる

あまり売り方の工夫というほどではないのですが、とても大事なので最初に書いておきます。

商品の画像を載せるのはセット本せどりを長くやっている人なら効果が高いことを実感していると思います。

もちろん、どのような状態なのかを購入者に確認していただくのが主目的です。

文字で「焼けがある」と書いてもどれくらいの焼けなのかよくわかりません。これが600円くらいの安い本なら深く考えずに買う人がほとんどだと思いますが体感では1万円を超えてくると購入者は出品一覧をかなり吟味します。そこでどれだけ焼けがあるか画像を載せれば購入者は一目瞭然に許容範囲かどうか判断できるわけです。

また、画像まで載せている人のほうがそこまでやっているのだから信頼できるというのもあるような気がします。単に「良い」と文字だけで書くよりも画像まで載せている人のほうがしっかりしてそうだという感じです。

もちろん、文字だけでも良いとは思いますが他にも出品者が沢山いるときは画像を載せている人に負けるのではないかなと思います。そして、検証のためにずっと1時間ごとにワンピースの出品者一覧を見ていた日があるのですがやはり画像を載せている人のほうが早く高く売れていました。

なので、面倒ですけど画像は載せるようにしましょう。

美品で揃える

ここからがセット本の売り方の工夫の本題です。

まずは美品で揃えると高値で売りやすいです。

普通の単品本だとそこにあったその本をそのまま出品するしかありません。

しかし、ワンピースみたいにどこにでもあるものなら状態の良いものを探してきてセットを組むことが可能です。

このワンピースのトレンドも長くなってきてブックオフにも良い状態物があまりありません。

だから、出品者一覧の商品も焼けの強いものが多いです。

そんな中で焼けの少ないものを出せば売れやすくなりますし、高い値段で売れる可能性があるという訳です。

今回出品したセットの焼け具合はこのような感じです。参考にしてください。

このような焼け具合です。新品ほどではないですが、焼けの強いものはほとんどありません。

現在ほとんどのブックオフでは焼けの入ってるものばかりなので、このような焼けの少ないものに付加価値が出てくるのだと思います。

そして、画像を載せるとともに商品説明で「焼けが少ない」ということをアピールしましょう。

おまけ巻を付ける

このワンピースのセットは102巻セットなのですが103巻が発売されていました。

アマゾンのカタログも103巻セットが既にあるのですがまだランキングが低く「ワンピース 全巻」とAmazonで検索しても上位に来ませんでした。

だから購入者の目に触れやすい102巻セットの方のカタログで出したい。

しかし、購入者の気持ちとしては103巻まであったほうが嬉しいだろう。

そう考えて103巻をおまけに付けました。

また、5万円で売れた方はオマケ巻を33冊つけています。

どのようなオマケかというと、このようなオマケです。

この下の段の左側の3冊は劇場特典です。これは現在仕入れしにくいです。特に零巻は結構レアです。

その他の本についてはお店を回れば集まってくると思います。

僕が出品していた時はここまでオマケを付けて販売する人がいなかったので高値で行けたのではないかなと推測しています。

また、大型のセット本は段ボールで送るので、余分な隙間にこのようなオマケを付けて送ることができます。

これは大型セットの利点です。

もう一つの4万2000円の方は103巻とファンブックの5冊を付けました。当初はファンブックを付ける予定ではなかったのでコレクターではなく普通に「良い」で出品したのですがたまたま近所のお店で見つかったので追加しました。画像もオマケ巻だけとって出品するとこうのように追加分が入ってきてもオマケだけ画像を撮れば良いので楽ちんです。

その他の工夫の仕方

今回は「美品×オマケ」戦略で豪華セットを作りました。

これ以外にもセット本の工夫の仕方はあります。

全巻初版セット

世の中には初版マニアが一定数います。

初版はカバーの印刷内容も少し変わっていたりするのでそこが受けるのだと思います。

この初版セットはワンピースの場合だとかなり高値で売れます。

もう今から揃えるのは大変でしょうけど、今のトレンドが落ち着いてきたらコツコツ集め始めると良いと思います。

この際のコツなのですが、ワンピースは昔から1巻の初版が少ないのでこれを後に残すのではなくて最初の段階で仕入れて置いた方が無難かなと思います。

全巻帯付きセット

全巻帯付きセットも高値で売れます。

ブックオフではクリーニングする際に邪魔なのか帯を捨ててしまう店舗が多いです。

そのため帯を全巻揃えるのが結構大変です。

帯には当時のキャンペーンなどいろいろなことが書いてありマニアにはたまらないポイントなのだそうです。

なので、帯のついている巻を見つけたらコツコツ買っておくと良いと思います。

この他、フライヤー(チラシ)が全巻入っているのも高いです。

シリーズ物を全シリーズ揃える

コミックやラノベにはシリーズものも多いです。

例えば、働く細胞や金田一シリーズなども沢山シリーズがありますよね。

このようなシリーズものを別々に販売するのではなく全てまとめて販売する方法も高く売れることが多いです。

あと、ここまでやるなら販路はメルカリやヤフオクのほうが良いと思います。

上記工夫のコンボ

そして、後は上記の工夫ポイントのコンボがどれだけできるかです。

例えば、今回私は「美品×オマケ」をしましたが、「美品×全巻初版」などの組み合わせなどをするととても高く売れると思います。

同時並行で集めるのがコツ

ここまでセット本の工夫の仕方を説明してきました。

そして、この工夫をするのには手間がかかります。

美品や初版のもばかりを狙って仕入れているとなかなか揃いません。

そこで普通にコンディション「良い」で102巻のみで出す用のと美品用とを同時並行で集めていくのが良いです。

実際にはセット本メインの人は102巻通常セットを何個か売りながらたまに美品セットを高値で売るということをしています。

僕はこれに加えて、コンディション「可」のセットも集めていきます。通常セットを集めているつもりでもいざ検品してみるとシミを見落としていたりして「良い」では出せないものが出てきます。それらをずっと家に残していくわけにもいかないのでブックオフでも「可」用のコミックも買います。

このように同時並行で集めていくと無駄なくコンプリートしやすくなるのではないかなと思います。

まとめ

セット本を工夫して売るお話は以上になります。

他の人と同じものを販売しても同じような値段にしかなりません。

しかし、工夫をすることで他と差別化を図ると付加価値がついて高値で売れることがあります。

そして、セット本ではこのような工夫がやりやすいです。

またどう工夫してセットを組むか考えるのはとても面白いです。

こういうのは単品にはない面白さなので、ぜひその楽しさを味わっていただけたらなと思います。

セット本の抜け巻管理に便利なツール「全巻君」

今回のワンピースのように巻数が多いものを複数セット集めると抜け巻の管理に苦労します。

数年前、私も同じような状況で抜け巻管理に困っていました。

そこで自分で全巻君というツールを開発しました。

以来、たくさんの方にご愛顧いただいております。

セット本に興味を持つようになって抜け巻管理に困るようになったら一度全巻君を試してみてください。

それでは!

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