どうも、こんにちは!
昨年の12月くらいから店舗せどりを積極的に行い、従来のセット本せどりを実践してみました。
そこで感じたことや最近のセット本せどりの傾向と対策をお話したいと思います。
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レトロ化が進む
私はかれこれ10年ほどセット本せどりをやってきていますが、昔は普通に集めることができたコミックが最近は全然見かけなくなったなと感じます。
例えば、こちら。
爆音列島 18巻セット

数年前は爆音列島はそれほど集めることに難儀しないセットだったと記憶しています。
keepaを見てみるとこんな感じでした。

コロナ禍を境目に一気に値段が上がっています。その前は最後の18巻以外は割とすんなり集めることができていました。しかし、それからはかなりのレア巻になっています。ちなみに値段は2500円。
普通のコミック1冊が2000円を超えると結構レアと考えていいと思います。
こういった昔はよく扱ったコミックがレア化してきているのは爆音列島だけではありません。
この他にもこういったコミックは結構あります。
シャコタンブギや湾岸ミッドナイトなども今ほど集めるのに苦労することはなかったような気がします。
こういった年代のコミックがコロナ化を経てレトロ化してきているのかなと思います。
以前のレトロ本と言えばキャンディキャンディなどもう一世代前の物でしたが時間の経過とともにレトロ化が進んでいるのでしょう。
レトロ化が進む傾向にあると言えます。
これに対する対策は、昔からやっている場合は仕入れの難易度が上がっていることを意識することでしょうか。
意外と後ろがないと思ってラスト巻の値段を調べたりした方がよさそうです。
一方でレトロ化するということは値段が上がる訳ですから仕入れ対象が増えて良いとも言えます。
以前は普通にあった商品の値段が少しずつ上がっていないかを調べるのは良いかもしれません。
大型商品の安定化
例えば、コナンのような100冊を超える超大型セットに顕著なのですが、以前より値段が安定している傾向があります。
こちらは全巻君の中古出品一覧です(コナン106巻セット)。

昔は春の映画が終わると値段が下がってしまって利益が出なくなっていたのですが、最近は映画が終わっても利益が出るくらいの値段で安定しています。
漫画喫茶業者さんは結構安いのですがそれを除くと普通の商品は結構いい値段で売れます。
コナンのような大型商品を扱うせどらーが減少したのが理由かなと考えています。
この他にも50巻近いようなセットでも安定しているものがあります。
こういった大きくて重たいものをデカオモ系といったりしますが、デカオモは利益が出ると分かっていても作業量や場所の問題から避けられがちで、結果利益が出やすかったりします。
セット本だけでなく他のジャンルでもそうです。
なので、100冊などのセットを組める場合は普通に美味しい利益商品になります。
対策としては作業時間と場所の確保を行うこと。
ここを考えてやらないと部屋がコナンだらけになる人もいると思います。
なので時間や場所の点から手を出さないのもアリやと思います。
これは人それぞれということになると思います。
初版本の高騰と海賊版の登場
ワンピースの1巻初版が3万円近くで売れるなど初版本が高騰しています。
初版マニアが世界中にいてコレクションしているようです。
それくらい日本の漫画は世界で支持を得ているようです。
なので、初版かどうかのチェックをすると良いと思います。
しかし、今問題も起きています。
この初版本の海賊版が出回り始めているようです。
ワンピースの初版本は何回か販売したことがあるのですが、焼けのない綺麗な状態のものはほぼないため綺麗だったり
印刷に問題が合ったりしたら海賊版を疑った方が良いかもしれません。
もちろん焼けのない初版もあるとは思いますが。。。
昔とある俳優さんの写真集が高騰したときにも海賊版が出回って問題になりました。
まさかコミックにまで海賊版が出るとは思いもよりませんでした。
一応海賊版かもしれないということは気を付けながら仕入れをした方が良さそうです。
ブックオフが高い問題
特に青年コミックに顕著なのですが、ブックオフのプロパーの値段が高いです。
定価800円(これも高い!)くらいのがが660円?だったり、1000円くらいのが880円だったりしてとても高いです。
定価の9割近い値段になっていることもあります。
ここまで高いとセットを組む時にも結構躊躇します。
これに対してはブックオフ以外のお店で買うなど工夫をした方が良さそうです。
しかし、他のお店はなかったりするんですよね~。
なので結構困りものです。
ポイントやクーポンなどを使って安くするしかないのかなと思います。
一方で高いおかげで残っていることが多いのでトレンドなどで値段がかなり上がった時はブックオフは重宝します。
時と場合によりけりといったところでしょうか。
電脳のすすめ
レトロ化問題やブックオフは高い問題など店舗仕入れは結構厳しくなっていると感じました。
また、ブックオフはセット物も結構高いです。
また、最近よく思うのが文庫コミックの棚があまり変わらないということでしょうか。
少年や青年コミックの110円の棚も150円になっていたりするだけでなく、そもそもあまり入荷されていません。
前言った時と同じ景色だったりすることがよくあります。
あまり買取がないのか分かりませんが昔よりも揃えにくいなと感じます。
こうなると店舗せどりだけでは厳しいなというのが感想で、電脳などにももっと力を入れる必要があるなと感じます。
昔に比べて本自体の量が減っているので仕方ないのかもしれませんが、仕入れ先も色々と開拓していきたいものです。
セット本せどらーの減少
セット本せどらーは顕著に減少していると思います。
普通の本せどりに比べてセット化する必要がある分大変な面もあるので減少することも当然です。
セット本せどらーが減ることは寂しいのですが、ライバルが減るとやりすいのでありがたいとも思います。
まとめ
大型商品の値段が安定していたり、初版本が高騰していたりと良い点もありますが物量が少ないなどの悪い点もあると感じています。
しかし、店舗だけでなく電脳も駆使して工夫して仕入れをすれば売り上げも上げていくことが出来ます。現に私や私のグループの人は売り上げをどんどん上げていっています。
また、セット本の仕入れが難しくなればそれだけライバルも減少するので、逆に経験や知識のある人はやりやすくなると思います。
なので、2025年もセット本にとって厳しい面もあるかと思いますが不断の努力によってカバーして頑張っていきたいと思います。
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