ジャンクせどりは本当に稼げるのか?半年やってみた感想

どうも、こんにちは。

昔から僕のことを知ってくれている人は僕のことをセット本せどりをやっている人だと認識していると思います。

実際今でもセット本せどりは楽しく取り組んでいるのですが、今年は新年から環境がかなり変化しました。

というのも、親が心臓の手術を受けて日常生活が今まで通りできなくなったので、毎日のように実家に家事などの手伝いをしに行くようになりました。

すると、今までのように毎日お店に仕入れに行くことができなくなり、せどりのスタイルを変える必要が出てきました。

どうするか?

基本的には電脳で仕入れて家で作業をして完結するようなスタイルが理想になるなと考えました。

結構悩んだのですが、ネットの海をサーチして、ジャンクせどりというのがあることを知り、すでに趣味程度に始めていたのでそれを本格的にやってみようということになりました。

それから半年が経過したので、ジャンクせどりに取り組んだ感想を書いてみたいと思います。

目次

ジャンクせどりは簡単に稼げる?

ネットを見ていると、ジャンクせどりは「ジャンク品の格安商品を買ってきて、中をきれいに清掃すれば元通りになって稼げるから簡単だよ」みたいに書いているものが多いです。

半年やってみた結果、結論からいうと清掃だけで直る物は殆どありませんでした。

この世界で長くやっている身としては、まぁそうだろうなという感じです。

そらブログで難しいなんて書けば自分のコンテンツが売れないですからね笑

でも、僕は正直に書きます。

ジャンクは全然簡単には稼げませんでした。

清掃だけで直ったり、接点復活スプレーを吹きかけるだけで直るなんてことはあまりありません。

もちろん、ない訳ではありません。

しかし、それくらいで直る物は販売者側もやっているんです。

それで直らないからジャンクとして販売するわけですね。

なので、ハードオフでもヤフオクジャンクでもそんなに甘い出品はありませんでした。

なので、ここからは本格的に取り組む必要が出てきました。

勉強をして試行錯誤してみた

情報発信者達の甘い言葉はもう忘れ、ここからは自分なりに取り組むことにしました。

まずは、Youtubeでジャンカー達のチャンネルを見まくります。

この人たちは、せどりではなくて、ジャンク品を直すのが生きがいの人たちで、

動画の撮れ高をあげるためにより難しい修理に取り組んでいました。

なので、非常に勉強になりました。

はんだ付けができるようになるのはもちろんのこと、基板を読んで電気機械のことに詳しくなる必要があることが分かりました。

私ははんだ付けは学生の時以来やっていません。というか、やった記憶もありません。弟に聞いたら学校でやったということでした。

なので、ほぼイチからのスタートです。完全どしろーとです。

はんだって物凄い器具のように思っていたのですが、単に熱を供給する器具であるということが分かってからは練習もスムーズにいくようになりました。

また、基板については今も勉強中ですが、テスターを買って電気の流れを調べたりするようにしました。

そして、とにかくジャンク品を買って修理して試行錯誤していきました。

結局自分でトライ&エラーするしかありません。

これはプログラミング時に経験済みです。

とにかく経験値を積むしかない!

しかし、失敗もたくさんしました。

見てください。

この屍の数々を。

これが清掃で直るジャンクせどりなのでしょうか。

でも、今ではこの墓場のゾンビたちを自分の修理技術を使って蘇らせることができるようになってきました。

これがものすごく刺激的で面白いです。

直らないなと思っていたのが復活する瞬間は最高に脳汁が出ます。

この屍たちを復活させることができるようになってきてようやく少し自信がついてきました。

ジャンク仕入れは魔境

はじめはジャンク品は壊れているんだからめちゃくちゃ安く仕入れができるんだろうなと思っていました。

しかし、そんなに安くないんですよね。

加えて、動作未確認と書いているのに全部壊れていてめちゃくちゃ確認してますやんみたいな出品もかなり多いです。

本当に動作未確認の場合は半分くらいは正常に動くというのが僕の実感です。

もちろん、未確認のものが全部壊れていた可能性も否定はできませんけど、なんかやっぱり怪しいなという不信感はぬぐえません。

そのような見分けが初めはできなくて、ジャンクのジャンクを買ってしまうことも初めは多かったです。

でも、だんだんと怪しい出品者の匂いがわかってきました。

まぁ、ジャンクで修理できなければまたジャンクで流すのもいいでしょうけど、未確認とか噓をつくのは辞めてほしいものです。

この半年でそういう出品が結構増えたような気がしますね。

きちんと症状を書いてくれたら、難物でも直せるものは買いますからね。

まぁ、こういうトラップがあるので、やっぱりジャンクせどりは迂闊に手を出すべきではないなと思います。

【結論】ジャンクせどりは儲かるのか?儲からないのか?

結論は、「簡単には儲からないよ」です。

ジャンクせどりは儲かるんだって~って感じで安易にジャンク品を仕入れてしまうと、直らないゾンビが増えていくだけです。

もちろん、清掃するだけで直るものもあります。

でも、動かなかった原因が本当にごみの付着だけなのか判別できますか?

基本的には接点の金属が摩耗してしまっていることが多く、清掃して一度は動いても少し経つとまた動きが鈍くなったりするんです。

そういうものを販売したらお客様のところに届いた頃にはまた動かなくなってクレーム処理が増えてしまいます。

なので、情報発信者の甘い言葉に乗って安易にジャンクはやるべきではないなというのが感想です。

しかし、試行錯誤を厭わず、動画や本などで勉強することが億劫ではなく、手を動かして直すことが好きな人ならば、ジャンクせどりは向いているジャンルなのではないかなと思います。

私自身初めは直せなくて利益は出ているのか出ていないのか分からない状況でしたが、今は20万円超の利益が出るようになってきました。

外注化も進めて修理や清掃までの工程が早くなってきたのでこれからもっと伸ばしていきたいと思っています。

修理技術という武器を手に入れろ

僕はまだまだ未熟者ですが、少しずつ修理技術や知識が付いてきました。

この前は車のオルタネーターが壊れてしまったので修理の見積もりを取ったところ17万円のお見積り。

これは高すぎるというのことで自分でやってみようと思い立ちました。

車の仕組みを調べて構造を把握して部品調達。

炎天下の中なんとか交換することができました。

結果部品代の1万5000円で済みました。電圧も安定し、元通り静かな車に復活しました。

これで15万円以上浮いたので修理をやっていて良かったなぁとしみじみ思いましたね。

修理やってなかったら自分でやろうとは思わなかったと思います。

仲間もジャンクに取り組み稼ぎ出す

私のコンサルグループのメンバーにも修理に興味がある人に修理のやり方を教えています。

その結果、数名の方が興味を持ってくれて本格的に取り組んでくれて、利益を出せるようになってきました。

本せどりからかなり修理にシフトした人もいます。

生活スタイルが店に行く必要のない電脳になるので凄く楽なんですよね。

家で完結するので意外と副業に向いていることもわかりました。

なので、ジャンクをやりだした人は結構喜んでいます。

これは教えてよかったなぁというポイントです。

終わりに

私はこの半年ジャンクせどりに取り組んで良かったなぁと思っています。

家にいて酒を飲んでアマプラを見るだけの時間は完全に修理の時間に変わりました。

気づけば深夜の2時まで没頭していることもしばしばです。

こんなのセット本を始めたころ以来です。

熱中できるジャンルに出会えて本当に良かったです。

利益も伸ばせそうなのでこれからまた取り組んでいこうと思っています。

僕はセット本という核のジャンルがあるんですけど、ジャンクというもう一つの柱が立ったのは本当に良かったし、安心も増えました。

でも、まだまだジャンカーの中では未熟者なので、もっと修理技術を磨いていこうと思います。

それではまた。

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