どうも、こんにちは。
いとらーです。
さっきまで四国に遠征に行っていたんですけど、徳島のある店舗でせどり行為の禁止を言われました。
最近、関東の方でもせどり禁止店舗が増えたと話題になっていますが、西日本でもせどり禁止は広がってきているようです。
今回はそのお話をしたいと思います。
せどり禁止を言い渡された時の状況
徳島のとある店舗(一応ブログなので具体的な店舗名は伏せておきます)に入店。
自分はお店に入るととりあえずスマホは出さずに店中の棚をざっと見ます。
この時にアミなどのレア本やカカリ巻、トレンド本などがあれば仕入れます。
このざっと見てる時も値段が気になるものはスマホでチェックしますが、基本的にはスマホはポケットに入れたままが多いです。
そして、店の棚具合を大体掴んだら今度はセット本を見ていきます。
セット本については基本的には抜け巻の回収とたまにある知らないコミックの相場調べのためにスマホを出して全巻君で調べます。
一応スマホは手にずっと持っている状態になります。
これを終えたら次は単行本コーナーや雑誌コーナーに行きます。
今回このお店では単行本の棚が良かったので時間を作ってリサーチしようと決めていました(なぜ単行本の棚が良かったのかは後から分かることになります)。
なので、セット本の回収を終えて次は単行本をリサーチしようと思い、ツールを立ち上げてカメラスキャンで全頭リサーチに近い感じでリサーチしていきました(ビームは壊れた)。
大体3段ほど全頭した頃でしょうか、後ろにアルバイトのリーダーっぽい感じの店員さんが立っていて、話しかけられました。
「せどり行為のリサーチは禁止になります」
と言われました。
普通のお店では「スマホやバーコードリーダーを使ったリサーチは禁止にさせていただいています」みたいな感じなのですが、今回はせどり自体が禁止であると言われました。
僕は、すぐに、「あ、すみません。禁止であることを知らなかったので勝手に申し訳ないです。」と謝罪しました。
それで、一応聞いてみたんです。
「えと、スマホなどを使わずに普通に棚を目で見て買うのは大丈夫ですか?」
すると、店員さん。
「いえ、それも禁止になります。せどり行為は買い占め行為ということで全て禁止させていただいています。」
僕、「えと、では自分はもう何も買えないということでしょうか?」
店員さん、「はい、そういうことになります。」
がび〜〜〜〜ん!!!
完全な「出禁」みたいな感じになってしまいました。
まぁそう言われたら仕方ないです。
僕、「えと、かごの中のものは買っても良いですか?」
店員さん、「はい、それは大丈夫です。」
僕、「承知致しました。申し訳ありません。」(良かった〜〜)
一応聞いておこうということで、
僕、「せどり行為自体が禁止というのは、何かあったんですか?」
店員さん、「他のお客様からのクレームがありまして。上の方から禁止を言われました。」
僕、「そうですかぁ。承知致しました。」
そして、会計。
車へ。なんかどっと疲れる。
このお店で最後だったので、これからどう動こうか迷うも気力がなくなり1日目にして大阪に戻ることに。(本当は松山あたりに行こうか高松にするか悩んでいた)
これから気合い入れてやろうと思った矢先完全に腰を砕かれてしまいました。
ちなみに、この日はずっと回収をしていて、全頭リサーチみたいなのをやったのはこの店舗だけでした。
他のお店では基本抜け巻のチェックでスマホを触るくらいでした。
そして、このお店はせどり禁止だから棚が良かったのかと妙に納得するのでした。
せどり行為禁止について思うこと

帰りに高速道路を運転しながら考えました。
ブックオフがせどり行為自体を禁止したら今後どうしていけば良いのだろうか、と。
他のブログを読むとブックオフがせどり行為を禁止しても大丈夫みたいに書いてあったりしますが、かなりの人は本せどりをするのは無理ではないでしょうか。
やっぱり単行本をやる人は多いですし、単行本せどりのほとんどがツールを使ったビームせどりですから、それができないのは辛いです。
しかも、ビーム禁止だけならまだしもそもそもせどり行為自体が禁止ですから、せどらーだと認定されてしまえば何も買えない訳です。出禁です。
こうなるとお手上げではないでしょうか。
今回このお店では僕は初めの見回りとセット本の回収の時は注意されませんでした。
スマホで全頭スキャンをし出した途端に注意されました。
他のビーム禁止店でもセット本の回収で注意されることはほとんどありません。
もしかしたら、このお店でもせどり行為自体は禁止だけど、ちょっとスマホを見るくらいは黙認するような姿勢だったのではないでしょうか。
それならば僕は全然問題がないです。
数年前に単行本せどりがやりにくくなった時に頑張ってビームに頼らなくても良いように始めたのがセット本ですからむしろこういう状況に順応しやすいです。
また、単行本についてもセラーリサーチを基点としてレア本のインプットに励んできたので、これもビームからの脱却という意味では効果があります。
ビームは新規の知らない本のリサーチを効率よくやる道具でしかないのでビームへの依存度はだいぶ低いです。
なので、ビームのみが禁止ならばまだやっていけそうです。
しかし、せどり自体が禁止となるとちょっとやりにくいものがあります。
せどりとバレてしまうと終わりだからです。
せどり自体を禁止と言ってくれているお店なら良いのですが、今回のようにステルス禁止店の場合は知らずにビームをしてしまうこともあるためリスクがありますよね。
何しか、店舗せどりにとってよくない状況になってきています。
せどり行為の禁止は今後も広がっていくのか?
確実に広がっていくでしょうね。
今回のお店は徳島のお店ですが、ここを運営している会社は兵庫でも店舗を運営しています。
そのお店ではもちろんビーム禁止です。
兵庫では張り紙が貼ってあって(記憶が曖昧ですが)、注意もされたことがあるので警戒しながらやっています。
しかし、まさか徳島でも注意されるとはという意外性がありました。
恐らくこれは運営会社の方針で、全ての店舗に適用されていくのでしょう。
そうなるとかなりの店舗がせどり禁止になりますね。
西日本では、山陰も禁止店舗が多いです。
大阪はまだ一部だけですが、この流れは広がっていくような気がします。
関東でも禁止店舗が増えてきていて、本社のある神奈川の直営店でも禁止店舗が出たとツイートされていたので、もしかしたらブックオフ全体に広がっていく可能性も否定はできません(困ります)。
なので、この最悪の状態も想定してこちらも今後の対策を練っていかないといけないでしょう。
もちろん、禁止が広がってビームせどらーが減ればまた緩和される時が来るかもしれません。
しかし、緩和されたらまたビーマーが増えて、棚が荒れて、また禁止されてのイタチごっこです。
これではあまりにも不安定ですよね。
なので、今後の動きを検討せねばなりません。
せどり禁止に備えて

自分はセット本メインですので、これは今後比重を増やしていきたいですね。
後は、やはり、少しずつ取り組んでいる電脳をさらに強化しないといけないと思います。
先日のAPIの改良で電脳の方はずっと疎かになっていたので良いきっかけかもしれません。
電脳をやっていきたいと思います。
自分が作っている電脳ツールにしてももっと実用的に改良していく必要がありそうです。
いつか本格的にやらないといけないと思っていたのですが、その時が来たのかもしれません。
また、本せどり以外のせどりに取り組むのもありかもしれません。
例えば、買取を始めるとか良いかもしれません。
こうして色々考えながら帰ってきた訳ですが、最も大事なのは自分が柔軟に環境に適応できるよう変わることです。
ダーウィンは言いました。
「強いものが生き残るのではない。生き残れるのは変化に適応できたものである」
と。
今がまさにその時です。
頑張っていきましょう。
それでは!
コメント