2020年北海道せどり旅 PART3

どうも、いとらーです。

北海道せどり旅のPART3です。

前回は釧路のホテルで朝を迎えたところまで書きました。

あの爽快な朝、まだこの日が長い1日になるなんて知る由もなかったのでした。

この日は、前もって調べていた釧路の古書店からスタートです。

古書店ではマイルールとしてスマホでの検索はせず目利きで仕入れるようにしています。
これはもう何年も前からやっているんですけど、かなり出来るようになってきています。
びくびくすることも緊張することもあまりなくなってきました。
古書店仕入れは自分の実力試しの場です。
そして、せどりとはまた別に本好きとして本を眺めたりタイトルを見るのも好きなんです。
古書店の本のにおいもたまりません。
せどりで満足いくようになったら古書店開きたいくらいです。
本に囲まれて本を読みながら好きなコーヒー豆をひいて淹れたコーヒーの香りに包まれたいです。

夢はさておき、とりあえず店内を見渡して2000円→6000円の文庫セットをゲット。
他にも古書店らしい文庫本をゲット。知らない本のタイトルを頭に入れたのですが、マスターとちょっと話をしたら忘れてしまいました。

それからは、釧路の港を見て回りました。

釧路と言えば自分が中学の時に水揚げ量日本一位の港として記憶しているのですが、結構大きな港湾を構え漁船なども大きなものが多く、その面影を残しているなぁと感じました。街もしっかりと整備されていれ、札幌から離れていることも忘れさせてくれます。ここに来る途中は本当街も人も何もない地帯を永遠と走ってきたことを忘れさせてくれます。

調べてみるとやはりかつては財閥が資本を入れて石炭や木材の積出港として栄えていたらしいです。
今の日本は東京に富が一極集中してしまい地方の人口は流出を続け衰退を余儀なくさせているので分かりにくいのですが、かつてはこの釧路のように資本が流入し栄えていた地域も点在していたのです。僕はその歴史を知りながら街の散策をするのが最近の趣味です。

そして、釧路は市としては道内では札幌、旭川、函館につぐ第4位の規模です。このような都市には古本屋も何軒があるもので、先の古書店もその一つでした。
また、釧路の港を後にして、ブックオフも見て回り、ブックオフ以外の古本屋も回りました。これだけ古本屋があるのはとても嬉しいです。


ここはレトロ本が多かったです。

さぁ、釧路も昼過ぎには回り終えて次は今回の旅の最大の目的地である網走に向かいます。

前の計画ではここから網走にすぐに向かって北見、旭川でホテルインの予定でした。
しかし、予定は未定、北海道の片雲の風に誘われて漂泊の思いはやまず僕は北海道の旅を満喫することにしました。

釧路から北上して行くと釧路湿原を抜けていくことになります。ここで僕は北海道の雄大な景色に心を奪われて仕入れという本来の目的を見失ってしまったのでした。これにより僕は北見のお店を見る時間を失ってしまいました。

釧路湿原は1万年前は温暖化によって氷が解けて水になり海を形成していたそうです。気温は今でいえば東北地方に近い物があるらしく生物も宮城県に生息しているものが見つかったとか。そして気温が下がり再び陸地になったそうです。そのため湿地になったようですね。かなり広大です。スピリチュアルはあまり信じないタイプですが自然のパワーを感じずにはいられません。この土地は湿地帯で不毛の土地と言われていたようですが開発されていき今では2割ほど面積が減ったとか。この土地を開発しようとした人間のパワーもすごいものがあります。

この画像は釧路湿原の展望台から撮影したのですが、ここにレストランがあって、遅い昼食を取ることにしました。

ここではエスカロップというバターライスと阿寒ポークロースカツ(デミグラスソース)をいただきました。
これは非常に美味しかったです。北海道は本当お米も肉も非常に美味いです。

腹も満たされたことからまた運転を続けていきます。

標識には阿寒湖や摩周湖など地理で習った地名が出てきて否が応でもテンションがあがります。まりもっこりとしても有名ですよね(古いか)。

それで本当なら網走に向かわないと行けないんですけど、もうせっかくだからということで自分を納得させてちょいと湖の観光に行きました。

屈斜路湖という湖です。非常に美しい湖でした。ここではおじいさん達が露天風呂の天然の温泉に入っていました。時間があれば入りたかったです。

ここでじゃがいも団子をいただきました。普段じゃがいもは苦手であまり食べないのですが、1日目のコロッケで気分が変わり食べてみました。めちゃ旨かったです。

ここからまた運転を続けていきます。網走までもう少しです。

北海道らしい景色が続きます。記念にパチリ。

ついにオホーツク海にたどり着きました!画像の向こう見えるのがオホーツクの海。
残念ながら海岸まで行くのは時間の関係でカットしました。
ここはかなり寒かったです。大阪の11月くらいの体感温度。

こちらはオホーツク海の逆側にある涛沸湖という汽水湖です。汽水湖というのは海水と淡水がまじりあった湖のことです。他には島根の宍道湖や静岡の浜名湖がそうらしいです。

僕はこの涛沸湖とオホーツク海に挟まれた砂州の上を走っています。この涛沸湖は地理的にはラグーン(潟湖)になります。砂州というのは、海岸の砂が風や波で流されてきて堆積してできた地面になります。それに海がさえぎられてできた内海が潟湖です。秋田の八郎潟も潟湖です。

僕はここに着くまでまさか砂州の上を走ることができるなんて露ほども思わなかったのでテンションがかなり上がりました。思わずパチリ。夕日が眩しすぎます。

ここから程なく網走に着きました。

本当遠くまできたもんだ。。

ようやくです。長年行きたかったお店に到着。記念にパチリ。最近ではめったにやらなくなったお店パチリ。

ここでこの時トレンドでどこにもなかったブラックバードをゲット。
その他にもアクタージュの6や12にも普通にお目にかかれてありがたい。

ここでじっくりと仕入れをしていたらもうタイムアップの8時です。

併設のツタヤや近くのゲオもチェックして行くところもなくなったので、さてどうするか。

ご飯屋さんも探したのですがやっていなかたり閉店していたりで断念して、この日の宿のある旭川まで向かうことにしました。

というのも、網走から旭川まで200kmもあるのでゆっくりはしていられなかったんです。本当思いつきの強行スケジュール。途中の北見も残念ながら断念となりました。

ここからが本当に長く感じて大変でした。

というのもバイパスが工事のため通行止めになっていたのです。途中のほとんどを下道で走行。かつ、峠越えもしました。人も車も夜中ほとんどいなくて流石に怖かったです。

途中、後ろからありえないほどの速さで光の強い塊が迫ってきて、なんだ?なんだ?車か?追突か?もしくは妖怪みたいなのか?って分からなくなって一瞬おびえたら電車でした。こんな山奥に電車?てなりました。あれはもしかしたら作業員さんと運ぶ列車だったのかもしれません。

そんなこんなで、ようやく峠も抜けるとセイコーマートがあってホッと一安心。北海道はセイコーマートの方が三大コンビニ大手よりも多く人里離れた道を走っている時に発見した時の喜びは格別であります。


どこかのコンビニ前にいた猫ちゃん。君も寂しいのかい?

それでようやく深夜旭川についてホテルインとなりました。

シャワー浴びてすぐバッタンキューです。この日は本当濃い1日となりました。

そして、僕はこの網走への旅で何だか色々と満足してしまいました。
全国津々浦々のブックオフを回ってこの目で実際に見て今後一体どういう戦略を取ればいいのか分かってしまったような気がしたんです。

次回でこの北海道せどり旅編は最後となります。

それでは!

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