セット本せどりにおけるFBA出品の効率化フロー~「異なる商品が輸送箱の中に混在する」と「入力しない」を使って~

セット本をFBAに大量に納品するようになりました。

これまではパートナーキャリアを使って毎日コツコツ10~20個のセットを納品していましたがそうもいかなくなりました。

ヤマト便を使って大量に出す方向へとシフトしています。

それに伴いパートナーキャリアからヤマト運輸という個別の配送業者の選択と大量出品による業務フローの変更を余儀なくされています。

かなりFBA納品フローが変わりましたのでシェアしたいと思います。

この半月実践してきて納品数に対する単位時間と単位コスト(料金)が改善されたましたので僕と同じような境遇の人は参考にされて下さい。

セット本せどりにおける出品業務フローです。

セット本を組む

まずは、各人の方法でセット本を組みましょう。

OPPで組んだり、ストレッチフィルムで巻いたりします。

ストレッチフィルムは熟達した人はうまく巻けますが、ビギナーは苦戦すると思います。きれいに巻くのには修行がいります。また「サランラップで巻かれていた」という低評価も散見されますので気を付けてください。

ある程度経費を立てる人は全巻名人を使ってスピードアップを図ることが大事です。

出品する

それら組んだセット本を出品する。

一つ一つ出品して行くのも良いと思いますが、自分の家でやる場合には余ほど大きな一軒家でもない限り100セットのセット本を家に用意すると家中がセット本で埋め尽くされてしまうと思います。

それらを一つ一つ見て出品して行くというのは途方もない時間がかかります。僕はもう絶対にやりたくありません。これを普通と思うのはやめましょう。

こういうのはお手持ちのツールの出品機能を使いましょう。

全巻君であれば、仕入れ先でコンプしたときにコンプリストに入れておけばコンディション選択からコンディション説明まで自動でCSV出力することが出来ます。

これをAmazonのセクセル出品シートにコピペ―してアップロードして終わりです。

これで100セットであれば3,4時間かかる作業が5分になります。最高です。

これぞITによるhackになります。

アップロードされたら過不足がないかチェックくらいはいれましょう。

Amazonから出品を選択

次は出品した商品をAmazonから出荷していきます。

Amazon在庫管理画面の出荷したい商品のチェックボックスにチェックを入れます。

倉庫に納品した後の受領差異による評価損を減らすために、家中に広がった商品を順番に見てAmazonの在庫管理画面の商品にチェック入れていきましょう。

僕は、ある程度固めて写メに撮り、その写メを見ながら順番にチェックを入れていきます。

「いちいち次は何だっけ?」

とか思いながら部屋を行き来するのはやめましょう。無駄。

各部屋の商品(各セクション、各棚の商品)を写メにとってチェックしていくだけです。

そして、商品とチェックを入れた商品数が一致するかを確認しましょう。

ここまで5分もかからないと思います。

シールを商品に貼り、段ボールに詰める

その後は、画面を進んでいき「商品ラベル」を印刷します。

印刷したら、商品に貼り付けます。

ちなみにですが、私はコストカットのためにこの商品ラベルのシールも買うのをやめました。

普通の紙にコピーしてチョキチョキはさみで切ってテープで止めています。

これで年間数万円浮きます。
そのチョキチョキ切る時間は次の納品書をコピーする間に終わりますので、時間コストはゼロです。

そうそう、FBAに納品する段ボールなんて買ってたら絶対ダメやと思いますよ。

あんなのはホームセンターとかスーパーでもらってきたらいいです。これで数万円浮きます。

段ボールを買っても良いのは利益率が5割り超える人くらいじゃないかなぁ。

そうでないなら、段ボール買うの本当にやめよう。

そして、商品ラベルを貼り終わったらどんどん段ボールに詰めていきます。

10個近くの段ボールになると思いますのでスペースに気を付けて!

家の中は段ボールだらけになると思います。

注意!

ここで、「え?段ボールに入れた商品はメモしなくていいの?」

って思うと思います。

「いいんです!」

「いいんですよ、奥さん!」

ただし、注意点があります。

それは、重量を30キロ超過しないこと。

また、段ボールの1辺が1メートルを超えないこと。

稀に紙おむつ系の段ボールで1メートル超えるやつがあるんで気を付けてください。

これを超えると集荷してもらえません。

シールを貼ってとにかく段ボールにどんどん詰めます。

いちいち何を入れたかはメモしなくて良い。

ただ、段ボールの3辺計と段ボールごとの重量はメモいります。

でも、普通30キロ近い段ボールの重量を測ることのできる「はかり」を持っている人は少ないと思います。
僕は10キロごとくらいに小分けして重量を測って足し算しています。

自分のは一応重量は25キロまで計測できます。でも、段ボールを上に載せるとモニターが見えなくなるので小分けにして計測しています。

一気にはかれるものもありますけど、お値段が高いし、かさばります。普通の家でせどりするならこれで十分。ずっと使ってるんでコスパ最強やと思っています。
昔は後ろの方まで行かないと無かった気がするんですけど(いや、確か楽天かヤフオクにしかなかったかな)、今やAmazonのベストセラー1位。納得です。

あとでヤマトのカスタマーに集荷を頼む時に大体の大きさを伝えます。

これは、カスタマーが集荷先の近くにいるドライバーで、どのトラックが適切かを判断するためです。

ちなみに150サイズの段ボールを8つ頼んだ時はかなり大きいからトラック2台を手配して、かつトラックの配達前の商品を配達してトラックの中をすっきりさせたからじゃないと行けないから遅くなると言われました。

さて、これで段ボールに積み終わりました。

ここでヤマトのカスタマーに電話してもOKです

異なる商品が輸送箱に混在するを選択

さぁ、ラベルを貼り終わって段ボールに詰めたら、もう後少しです。

配送の部分に来ます。

ここで「ヤマト運輸」を選択します。

パートナーキャリアがデフォルトで選択されているんで、今までずっとパートナーキャリアでやってきた人は注意してくださいね。

次に、「輸送箱」です。

ここでは、まず、「輸送箱【複数】/異なる商品が輸送箱の中に混在する」を選択します。

ちなみに、僕は100セットの中身がほとんど別の商品なのでこれしか表示されないのですが、時には別の表示の時もあります。

それは、このような場合です。

「異なる商品が輸送箱に混在(15箱以下)」と
「異なる商品が輸送箱に混在(16箱以上)」

という区別です。

これは商品数が少ない時に出てきます。

が、ここは超絶注意してほしいです。

僕は色々ブログ調べましたけどここを指摘しているブログは皆無でした。

それは、15箱以下でも16箱を選ばないといけない場合がある!!!!!!

規約を見てみましょう。

・異なる商品が輸送箱に混在(15箱以下)
は、箱の合計が15箱以下でかつ商品の合計数が25点以下のとき。

・異なる商品が輸送箱に混在(16箱以上)
は、箱が15を超える(つまり16箱!!15.5箱とかあるんかいな。)か、または、商品が25点を超えている場合

つまり、箱が15箱以下でも商品が26点以上なら、こっち!!!!!

ここはめっちゃ気を付けた方が良い箇所。

OR「または」の意味の「か」があるかが違い。上の「、」はANDの「かつ」の意味と解釈していいはず。

こんなの規約まで行かないと分からない点だよ!!!

分からなくなったら原理原則に戻る。Amazonの場合はAmazonの規約に戻るべし。

絶対気を付けて!!!!

しかし、商品数が多いとこの選択そのものの欄が無いんで大丈夫だとは思いますがね。

さぁ、ここまで来たらもう終わりだ。

「輸送箱内の商品情報の入力方法について」は「入力しない」を選択

この右下の部分の「入力しない」を選択。

これを選択してなかったら段ボールの中の商品を入力しないと行けないのかな。

これはすごく面倒なのでやめておく。

ここで、「入力しない」を選ぶと倉庫に付いたときに時間がかかるのではないか?

という疑問を持つと思います。

しかし、僕のまだ数の少ないデータを出させてもらうと、

大阪-岐阜県多治見間で
5/23 18時頃ヤマト集荷
5/24 9時51分「商品が到着しました」メール
ここから断続的に商品が反映される。5/24で2/3は反映。
5/25にはすべて受領完了で反映。

というスピード。特段の遅さは感じないので、輸送箱の中身は「入力しない」でOKと判断。とりあえずこれでやっていこうと思います。

輸送箱数を入力

さぁ、ここまで来たらもう終わり。

輸送箱の数を入力します。

さきほど、詰めまくった段ボールの数を入力。

これは正確に。

これからFBAのバーコードを箱の数だけ貼り付けますんで。

そして、その下の輸送箱の情報。

「輸送箱の重量と寸法の入力は任意です。」

となっているので、当然入力しなーーーい!!

任意ということは入力したかったら入力していいし、あなたの「意」思にお「任」せしますよという意味。

ここをやると非常に時間を食うので無視!!

あとは、ラベルを印刷して、段ボールに張り付けて終わり。

15キロを超えていたら重量超過シールを忘れずにね。

ヤマトのカスタマーに連絡→ドライバーさん待ち

さぁ、これでもう本当に終わり。

ヤマトのカスタマーに電話して段ボールの大体の大きさ重量と個数を伝えます。

カスタマーが近くのドライバーさんに連絡。

ドライバーさんから直電がきます。

良い人だと何時頃伺いますというのを教えてくれますが、ヤマト便は基本集荷時間は決められません。

だから朝9時に電話しても夜6時になる可能性もあるし、それに文句は言えないわけです。その代わり安い。

だから待ちぼうけ。こここがヤマト便の不便な点。

しかし、一つだけ方法があることに気づいて実践しました。

それは当日の集荷連絡は夕方5時までいけるので、なるべく夕方5時前に電話する。

すると5時から7時くらいの間には来てくれます。

これってゆうパックの集荷よりイイ!

でも、あんまり直前だと嫌がられます。

ルールで決められているとはいえ、「もう今日の仕事終わりや~」ってなってるところに、

カスタマー「~さん、今から150サイズ30キロの8箱集荷行ってください」

ドライバーさん「えっ・・・・・」

ってなりますから。

だから、自分は少し余裕を見て3時をデッドラインとしています。

あとは、集荷に来てくれたら、缶コーヒー渡してます。

これすごく喜ばれます。

前はお釣りがでてしまったんで、「取っといてください」って言ったら、「後々問題になることもあるから無理」と律義に返されました。

釣銭横領したしてないの問題があったようです。

でも、缶コーヒーなら喜んで受け取ってくれますし、次の集荷の時もすごくフレンドリーな感じになりました。

おすすめです。

これで、8箱5000円でしたから破格ですよね。

セット本せどりのような重たい商品はヤマト便一択な訳です。

これがかなり効率化したフローですので参考にされてください。

コツは、輸送箱の中身を「選択しない」にすることです。

そうすることで、段ボールにどんどん詰め込んでいけます。

これがすごく楽です。

キャパが狭い場合はこうしないと時間がばかりかかって無理なんじゃないかなぁ。

そんな感じです。

それでは!

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