どうも、こんばんは。
最近せどりの方はどうでしょうか?
AmazonのFBA手数料値上げ、FBAパートナーキャリアの実質上の終了、配送料の値上げによりかなり息苦しい状況ではないでしょうか?
せどりをしている人は大体が利益率が3割あれば良い方だと思います。
それが今回の値上げで、利益率が2割を切り、「はぁ、どうしよう。。」と青色吐息の人も多いのではないかと思います。
ここで少し数字をきっちり把握しておくと良いのではないかなと思います。
結構こういう計算は苦手で、どんぶり勘定でやってしまい、なんか売れているけど手元にお金が残らないなんていうことを未然に防げればと思うわけです。
利益率をあげるということ
例えば、コミックセットで言えば、10冊を108円で仕入れてきて、仕入れ値が1080円。これをFBAで2160円で売ると、
これは梱包費やFBAまでの送料は含んでいません。
恐ろしい数字です。
1冊でもプロパーを入れると利益がありません。
では、これを2500円で売ってみましょう。
利益率は、23% 569円の儲けです。
これでまぁまぁ我慢できる数字ではないでしょうか。
では、さらに値段を挙げて、3000円で売ってみましょう。すると、
利益率は33% 利益額は994円。
これは納得の数字です。
このことから、1000円の仕入れ代を出すのなら、2500円から3000円で売りたいところなんです。
つまり、仕入れ代の×2.5以上。
今までは×2でも良かったんですけど、これからは×2.5が良いと思います。
これくらいの価格帯の仕入れが一番多いと思いますし、この数字は意識したいところです。
これからのAmazon搾取時代を生き残る方法の一つは、
利益率を上げる
これが大事になります。
当たり前ですけど。
商品単価を上げる
また、販売する商品の価格帯を高くすることもまた有効。
例えば、30冊仕入れて、仕入れ値が3240円。標準としましょう。
売値は、×2の6480円とします。
すると、
このように、利益率は28% 1792円の儲けです。
これは納得のできる数字だと思います。
今回のこの納得のできる数字は、仕入れ冊数が30冊でした。それで、利益額は1792円。
初めの方の10冊の方を×2で売った時の利益は280円。
だから、これを3セット売ったとすると、
同じ仕入れ値、同じ販売額なのに、利益は280円×3セット=840円です。
30冊セットを1個売った時に比べて、1792円-840円=952円も変わってくるんです。
だから、Amazonの売上げが同じ人でも安いものを沢山売っている場合はその利益「額」に大きな差が出てくるんです。
ここが超大事なポイントです。
同じ仕入れ代を出すなら、まとめて1個の物を売って、手数料の損失を防いだ方が賢い訳です。
これからのAmazon大搾取時代を生き残る二つ目の方法は、
商品の販売単価を上げる
これが非常に重要になってきます。
これは結構しんどいかもしれません。
これからの対策
以上のように、これまで扱いやすかった×2の仕入れ基準というのは、2000円前後の価格帯の場合は思い切ってやめてしまった方が良いでしょう。
これらの商品はセールで主に仕入れる商品へと格下げしてしまう方が良いと思います。
もっと商品の選別を行い、なるべく高単価なものを扱う方が良いでしょうね。
「おいおい、いとらー、簡単に言ってくれるじゃないか。そんなにバッサリしいれ商品切ったら売るものなくなってしまうよ」
って思う人が多いと思うんです。
確かに正直僕自身もキツイものがあります。
ただ、コミックセットの場合は商品数も多いのでそこまで困らないかなとも思っています。
今の自分の感覚なら売上げ100万くらいまでなら利益率3割はキープできるんじゃないかなと感じています。
まだ始まったばっかりで何とも言えないですが、先月くらいから仕入れの選別をしながら仕入れていますが売り上げは伸びています。
また、先月からコミックセットだけでなく、文庫セット、時代小説セット、単行本セット、児童書セット、単巻物、DVDセットと幅を広げています。
これらはコミックセットに比べて回転は悪いのですが、高利益率のものが多いです。×3~5が取れる商品が多い印象です。
その代わりに売れるまで時間がかかるので時間を犠牲にすることになります。
利益率を下げて金を犠牲にするか時間を犠牲にするかです。
ある程度商品を置いておけるのなら時間を犠牲、いや犠牲と言うと響きが悪いので時間を投資して、きちんと利益率と利益額を出す。
このような戦略に大きくシフトしています。
これまではコミックセットだけをやっていれば良かったんです。今まで培った知識と経験だけで惰性のようにやっていました。
しかし、これでは僕も痛手を被ります。だから、扱う商品ジャンルを増やした訳です。
これで、そこまで利益率のことを気にすることは少なくなった気がします。
かなり利益をもたらしてくれる商品というのがありますから。
ここではどんな商品かはもちろん言えません。
そこで、今新しいリストを作っています。
この激動のAmazon搾取時代を生き残るためのリストです。
自分の頭の中の整理の意味を込めて作っています。
このコツコツが後々効いてくるんですよね。
それでは!
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