ベルセルクとの思い出

2021年5月6日ベルセルクの作者である三浦建太郎さんがお亡くなりになられたことが本日5月20日報じられました。

僕はそのニュースを見て思わず「えっ」と声を出してしまいました。非常にびっくりしました。

まだ完結していないはずだよな、どこまで話進んだろう?ということが頭に浮かび、せどりのことは頭からすっぽり抜けていました。
ベルセルクは昔から読んでいてイチファンとして非常にショックでした。

少し時間が経って落ち着いてきて冷静になって調べてみるとやはり値段が上がっている。

このような訃報でせどりをするのは不謹慎と言われていますが、そのようなモラルはせどりで稼ぐと決めてからは捨てていました。しかし今回ばかりは少し悩む。
とりあえず仕入れにはいく予定なので支度をして最寄りのブックオフへ。単行本の全頭リサーチの続きをするつもりだったのですが、大人コミックの白泉社の棚を見てみるとズラリと全巻揃っているではありませんか。

自分でもう一度読みたいというのもあったのでとりあえず購入。

そのカバーや背表紙を見てベルセルクにまつわる思い出をいろいろ思い出してしまいました。

僕がベルセルクと出会ったのは高校2年生のとき。
当時の同級生だった漫研部のオカダ君が学校にベルセルクを持ってきていて、「面白いから読んでみろよ」と言って渡されました。
少し読んだだけでどハマりしてしまいます。
そのベルセルクは教室の窓とカーテンの間の隙間に綺麗に並べられており、つまらない授業の時はずっと読んでいました。
休憩時間であることも忘れるほど貪り読みました。
あるとき化学の先生がカーテンをめくりそこに並べられた漫画を一瞥して「なるほどな」と呟いてまた授業を続行し出したのは忘れません。
進学校でしたが自由放任の校風だったため、「落ちてゆくのも自由」ということだったのでしょうか。特に何もお咎めはありませんでした。
人生に失敗するというお咎めを受けよということでしょう。
「堕落しているな」
そう思ってからは授業中に読むのをやめ家に持ち帰り読むようにしました。

それからはベルセルクが出るたびに読み耽っていました。
絵の綺麗さ豪快さ話の持っていきかた、ガッツのガッツ。本当にベルセルクは面白かった。

それから時が経ち自分がせどりをし初めて紆余曲折を経てセット本にのめり込んで行こうとした矢先にベルセルクのトレンドが発生します。
僕は素早く全巻かき集め販売し良い具合の利益を残したためどんどん買って集めて販売していきました。
しかし、途中から値下がりし始めて、かつ初めよりも集めにくくなってきており利益も全然出なくなっていって損をしてしまいました。
トレンドの良いところと悪いところを全部教えてくれたのがベルセルクだったのです。

このようにベルクセルクは青春時代から今のせどり時代に至るまで僕の人生に良い学びを与えてくれました。

この作品の最後が見られないのは非常に残念なのですが、それは致し方ありません。
また、作者の三浦建太郎先生には感謝してもしきれません。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。